江草の日常ブログ

よろず思いつくまま書き綴っています。
スマホの普及と、デザインの進化

2Dデザインの3年前までの常識は、
一度見直すしかないかも知れない。
レイアウトの仕方はもちろんの事、配色、情報の量。

スマホの急激な普及もあり、
ここ数年、ますます大量の情報にまみれるようになってきた。
それに反比例し、人々の
文字情報に対する感性は、非常に短気になってきたと感じている。

良かれと思って大量に情報をのせれば
さっさと読み飛ばされるし、
凝ったレイアウトは、意図が理解されにくくなってきている。


 
この1年、メールでは、
文末ではなく文頭に差出人情報を書く人が急増した。
そのおかげで、多忙な中メールを大量に開いても、
最初の一目で、確実に差出人を認知できるようになった。

事前に登録していないアドレスから
重要な知らせを受信する事も当たり前になり、
メールの量は増えるばかり。
したがって、
冒頭に差出人を明記する人が増えた事は、必然だったと思う。

また、気が付けば、
リスト情報などはフォトリーディングをしている。
つまり読むというよりは眺めている。
そうでもしないと、ラチがあかない。

この読み方は、無意識に行っている人が多い。
試しに、中学生くらいを対象にした本を、ペラペラめくってみれば良い。
ページを眺めただけで内容が頭に入ってきたら、
普段から、無意識にそういう読み方をしている。

逆に言えば、
もう、一目で理解できるような簡潔なレイアウトをしなければ、
情報として受け付けてもらえなくなってきている、という事で。


先日、楽天のショッピングサイトのことを、
情報だらけで読みづらく、大嫌いだと言う人がいた。
確かに、あのゴチャゴチャ感は、これから先は厳しいだけのように思う。

同様に、最近
これはもうダメだと思ったのは、
携帯の料金プランを案内するパンフレット。

ただでさえ、ややこしいプランが、
あいかわらず大量の文字や小さな図にまみれ、
余計にややこしくなっている。
読もうとしただけでストレスを感じるレベルだ。

いかがなものか・・・・

| 江草千春プロフィール | 仕事のこと | 15:34 | - | trackbacks(0) | pookmark |
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