2016.03.11 Friday
色彩検定は役に立つか
色彩検定(色彩検定協会による)
という資格試験があります。
という資格試験があります。
基礎知識を得るという意味では、有意義な試験です。
やる気さえあれば内容も簡単なので、毎年かなりの数の学生がこれを受験しています。
しかし、
色彩検定で取り扱われている情報は
あくまでも基礎知識です。
実践では案外と使えない部分があります。
例えば、
理論上、良いとされている基本的な配色パターン、
これは何通りも存在しますが、
これを真に受けて、
ただ理論的に配色を決めようものなら、
いかんともしがたい、ださい配色になる事があります。
ですが、
もともと色勘がにぶい人の場合は、
どうしても配色の理論にはまってしまい、
「これが正しいはずだ」と思い込んで、一向に抜け出せません。
色彩検定、
役に立つ資格かそうでないか、もし問われたらば、
「知識として知っておくべき内容ではあるが、
保有者の実務能力を測れるものではない。」
となります。